2016年7月22日(金)、高齢者化時代における生協の役割について理解を深める目的として役職員研修会を行いました。
和歌山大学経済学部准教授 金川めぐみ先生をお招きし、27名の役職員が参加しました。
研修内容
金川先生から、現在の和歌山県の高齢者の割合、グループ活動の動向などをお話し頂きました。その後、生協を利用する組合員の動向を調査し、生協はどのよ
うに高齢化時代で貢献できるかを提言して頂きました。
最後に、グループ討議を行い、所属する生協で「超高齢化社会」に対応し、どのように社会へつなげるか?このテーマに沿って、アイデアを出し合いました。各生協で強みになる事業が あり、色々なアイデアが生まれ、貴重な時間となりました。
グループ討議で生まれたアイデアの一例
■高齢の組合員向けに注文書の記入代行サービス
■宅配業務において山間地の若い方を生協に加入し、
より多くの方々にサービスの拡充を図る
参加者の感想
■生協の理念・意義を改めて踏まえて、高齢社会に果たす役割、ヒント事例 を含めて考え直す機会になりました。グループワークでは、市民生協、医療生協とともに共通する課題があることを認識できました。
■職域生協という組織で、地域と関わる事業をするのはなかなか難しいのかなと思ったが、今後退職者が増え、退職利用者を考える上で利用者減の問題など今日聞いた話を参考に考えていきたい。
■元気な高齢者の居場所作りと有償ボランティアを生かして地域に貢献できる体制を作っていけたらと思います。